学術論文など、自分の学生時代などは高い購読料を払わないと読めないのが普通で、そうしたものを読むために大学図書館があったようなものだ。
だけど、最近は、特に海外のものなどは出版社のWebサイトで無料で読めるものが多くなってきた。
そんなことを感じていたら、出版社のSpringerでOpen Access Bookというものがあることを知った。
本がまるまる無料でPDF、EPubなどの形式でダウンロードできる。ソフトカバーやハードカバーという物理的な書籍で読みたかったら、有料で購入することもできる。
学生時代の記憶ではSpringerといえば高い本が多かったという記憶だ。
こういう流れはきっと日本にも及んでくるのだろうな。
書籍の流通や、読書のしかたなどにも大きな影響があるだろう。
Open AccessについてはWikipediaによれば、「2007年末にアメリカ合衆国で、アメリカ国立衛生研究所 (NIH) から予算を受けて行った研究の成果は、発表後一年以内に公衆が無料でアクセスできる状態にしなければならないことが法律で義務化されたのをはじめ、世界各国で対応が進められている。」とのこと。
日本でも既に似たようなことが行なわれているのだろうか。
それとも僕が知らないだけなのだろうか。