2009年 02月 01日
勝海舟
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今日は一日中風が強く、犬のテリーとの散歩以外には家で過ごした。
NHKドラマの篤姫に刺激されて、昨年末から勝海舟による氷川清話を読んだ。
勝海舟によるという言い方は正確ではない。勝海舟が語った事柄を第三者が実際には纏めたものだから。
内容的にはとても面白く、有名な江戸無血開城に到る西郷隆盛との会談など歴史的にも価値あるものなのだろう。
しかし、圧倒的に読んで面白いのは本人自身が書いた自身の前半生についての断腸の記のほうだ。歴史的な意味は全く無いものだとは思うが、喧嘩に明け暮れた少年・青年時代や、家出をして殆ど無一文で数ヶ月間も東海道をさすらったりと、これらがもし本当のことであれば文字通り破天荒な人生だ。
福澤諭吉の福翁自伝も適塾時代の話が非常に面白いように、江戸から明治にかけての激動の時代に頭角を現した人というのは、人間的にもなかなかに面白い人が多い。
NHKドラマの篤姫に刺激されて、昨年末から勝海舟による氷川清話を読んだ。
勝海舟によるという言い方は正確ではない。勝海舟が語った事柄を第三者が実際には纏めたものだから。
内容的にはとても面白く、有名な江戸無血開城に到る西郷隆盛との会談など歴史的にも価値あるものなのだろう。
しかし、圧倒的に読んで面白いのは本人自身が書いた自身の前半生についての断腸の記のほうだ。歴史的な意味は全く無いものだとは思うが、喧嘩に明け暮れた少年・青年時代や、家出をして殆ど無一文で数ヶ月間も東海道をさすらったりと、これらがもし本当のことであれば文字通り破天荒な人生だ。
福澤諭吉の福翁自伝も適塾時代の話が非常に面白いように、江戸から明治にかけての激動の時代に頭角を現した人というのは、人間的にもなかなかに面白い人が多い。
by mtbiker
| 2009-02-01 21:13
| 書籍・CD
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