自転車の美しさ
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シート・ピラーの出代にかんして「自転車を楽しむ」さんが前に書いていたけれど、実際、昔から乗っているランドナーの出代は大きくなく、その姿をとても美しいと感じていた。今も感じているけれど。
MTBに盛んに乗り始める前の5,6年位前までは、MTBを「醜い自転車」と感じていた。
洗練された美しさが感じられない、ひどい自転車だと感じていた。
その一つにシートピラーの出代もあったような気がする。
実際に山道で乗ってみれば分かるけれど、街乗りで使用されているMTBを眺めている限りでは、あの不必要に長い出代は醜さだけが目立っていた。
でも、山の中でMTBに乗ることが増えてきた今、MTBの出代には機能的な意味があり、それゆえに機能的な美しさを感じるようになってきた。
一方でランドナーはランドナーの機能的な意味があり、機能的な美しさがある。
ツーリング・スタイルに合った自転車は結局どれも美しいのだと分かった。