2015年 03月 09日
政治家とお金
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殆ど定期的にと言っても良いほどに、政治家とお金にまつわる話がニュースとなり、そのたびに政治家が批判され、そして時々議員辞職にまで追い込まれる。
しかし、果たして本当に政治家が悪いのだろうか。
今話題となっている補助金の配分の問題も、そもそも配分方法が不透明だから生じるのではないか。配分方法が不透明だから政治家の一言に効果があり、そのために企業は献金をする。
では政治家が影響力を行使しなかった場合には、誰が決めるのか。多くの場合、実質的に行政に携わる役人だろう。これまでも不透明な配分法を利用して先輩たちが天下りをしている団体に配分をしているのではないかとの批判は多くあった。ではなぜ役人たちは政治家のように批判されないのだろうか。
公務員改革のように時々起ってはいつの間にか消えてしまう政治的な運動もある。しかし、結局は大した改革もされずに、いまだに予算の配分にしろ、補助金の配分にしろ、役人がかなりの影響力を色々な形で保持して、政治家はそのおこぼれにあずかっている程度だろう。
それでも続いているのは、役人一人一人が直接的な目に見える形では利益を得ていないから、誰々が利益を得たというように、政治家の場合出のように目に見える形での直接的な利益を得ていないからだろう。
しかし、直接的な利益を得ていなくても、しれが天下りや不透明な配分というシステム全体として成り立っている限り、そこで不透明に得られている利益の総額は政治家の献金などとは比較にならないほどに多額なのではないだろうか。一人一人の直接的な利益ではなく、システムそのものであために、おそらく膨大な金額に上るのではないだろうか。
本来はそうしたものこそ批判されるべきであり、そうしたシステムを変えることが出来る唯一の存在である政治家を批判している限り、このシステムは永遠に変わらないのではないだろうか。政治家とお金の問題が出てきたとき、批判するべき対象はその政治家個人ではなく、そうしたシステムや、そのシステムを成り立たせているものこそ批判し改革の嵐を吹かせるべきではないだろうか。
しかし、果たして本当に政治家が悪いのだろうか。
今話題となっている補助金の配分の問題も、そもそも配分方法が不透明だから生じるのではないか。配分方法が不透明だから政治家の一言に効果があり、そのために企業は献金をする。
では政治家が影響力を行使しなかった場合には、誰が決めるのか。多くの場合、実質的に行政に携わる役人だろう。これまでも不透明な配分法を利用して先輩たちが天下りをしている団体に配分をしているのではないかとの批判は多くあった。ではなぜ役人たちは政治家のように批判されないのだろうか。
公務員改革のように時々起ってはいつの間にか消えてしまう政治的な運動もある。しかし、結局は大した改革もされずに、いまだに予算の配分にしろ、補助金の配分にしろ、役人がかなりの影響力を色々な形で保持して、政治家はそのおこぼれにあずかっている程度だろう。
それでも続いているのは、役人一人一人が直接的な目に見える形では利益を得ていないから、誰々が利益を得たというように、政治家の場合出のように目に見える形での直接的な利益を得ていないからだろう。
しかし、直接的な利益を得ていなくても、しれが天下りや不透明な配分というシステム全体として成り立っている限り、そこで不透明に得られている利益の総額は政治家の献金などとは比較にならないほどに多額なのではないだろうか。一人一人の直接的な利益ではなく、システムそのものであために、おそらく膨大な金額に上るのではないだろうか。
本来はそうしたものこそ批判されるべきであり、そうしたシステムを変えることが出来る唯一の存在である政治家を批判している限り、このシステムは永遠に変わらないのではないだろうか。政治家とお金の問題が出てきたとき、批判するべき対象はその政治家個人ではなく、そうしたシステムや、そのシステムを成り立たせているものこそ批判し改革の嵐を吹かせるべきではないだろうか。
by mtbiker
| 2015-03-09 20:57
| 経済・財政
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