盛岡
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北上川の眺め。
日帰りの出張で盛岡に行った。
新幹線を降りて車で少し走っただけで、盛岡がすっかり気に入ってしまった。
市街地からも岩手山をはじめとする美しい山並みが見通すことが出来る。
北上川は満々と水をたたえて美しい。
どうしてあれほど山並みが美しいのだろうと、帰りの新幹線の中でもずっと不思議に思った。
帰宅して写真を眺めながら、きっと人の手が加わっている度合いが少ないから美しいのではないかと気が付いた。
例えば奥多摩の山では杉の植林帯が広葉樹林の山のあちこちに美しくないまだら模様を作り出しているのに対して、盛岡の山並みにはそういうことがなかった。
まるでビロードのように美しい緑が広がっていた。
田畑も美しく金色に輝き、点在する農家や、ゆるくカープしながら農村の道が田畑の間に走っていた。
こんな道ならば、きっとロードレーサーでのんびりと流したら最高の気分ではないかと思った。
次に来る時は仕事ではなく、絶対に自転車を持って来たいと思った。