教わる事が出来なくなった大人たち
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そうなのかもしれない。
頭でっかちになって、プライドが高くなって、教わることができなくなったのかもしれない。
京都で連続して起きたという自転車事故のことは何も知らないので、自転車に乗っていた方が悪かったのか、それとも事故の相手方が悪かったのかは知らない。
でも、そうなのかもしれない。
東京でも高級ロードレーサーに乗った人たちをとてもたくさん見るようになった。
特に自分が住んでいる街は東京の自転者乗りの人達には有名な大垂水峠への通り道にあるものだから、休日には高価そうなレーサーに乗った人達が続々とやってくる。こんなにたくさんの自転車愛好家が一体いつの間に出来たのだろうと思うほどだ。
自転車人口が増えれば、それに伴って事故が増えるのも仕方がないのかもしれない。hiroさんの言うように教わることができなくなった人達も、そして、そうした人達を生み出した状況もあるのだろう。
確かに中高年から始めた人達には高級レーサーを購入するくらいの資金に困ることはないだろうし、また、落ちてしまった体力をカバーするために、お金と引きかえに軽い高級レーサーを買い求めるということもあるだろう。
でも、いきなり高級自転車を購入するというのは何だか「皆で渡れば怖くない」的な軽薄さも感じてしまう。
愛好家が増えて市場が大きくなり、その市場に参入する色々な企業が増えて自転車にしろウェアにしろ消費者である我々の選択肢が増えるのであれば、それは良いことだけど、ただ、「高級ロード=オヤジ趣味」となったら嫌ですね。