吉例の蕎麦ツーリング
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今年も常磐線岩間駅に9時前に集合して、難台山他の山道を巡ってから「かまたや」まで走る計画で今朝岩間駅に集合した。
ところが、駅に着くと雷の鳴る音とともに雨が降っている。
昨晩の時点での予報では晴れのはずだったのに。
段々と本降りの雨になってくるので暫く様子を見ようと、筑波のKさん、横浜のTさんとともにおしゃべりに興じていると、10時を過ぎた頃から空が少しずつ明るくなって来た。
青空も見えてきたけれど、相当強く雨が降った後であることと出発が遅くなってしまったことからコース変更。例年のように山道を走ることは諦めて、山裾の平野部分で出来るだけ車の通らない農道などを選んで走って蕎麦屋まで行こうということになる。
走り出すと雨上がりの道がキラキラと陽に輝いてとても美しい。
雨上がりのせいか空気は澄み、陽に映える道はキラキラと輝いている。
そんな田舎道を走り、無事目的地であるかまたやに到着。
かまたやではいつも通り、もう定番になったけんちん蕎麦や野菜天麩羅に舌鼓を打つ。
食べ終わって最終目的地である高浜駅までの道を走り出そうとすると何やら雲行きが怪しい。今にも雨が降り出しそうな空の色で、おまけに冷たい風まで吹いてきた。
高浜駅まで走らずには帰りの電車に乗れないので、とにかく走り出す。
と、少し走ったところで再び雨が本降りになってくるとともに、おまけに雷まで聞こえてきた。
周囲には雨宿りをするような場所もなく、雨が強く降るなかを一目散に走ったが、何も遮るものがない広々とした河原のサイクリングロードを、時々遠くに見える稲妻の光や雷鳴を聞きながら走るのはあまり気持ちの良いものではなかった。
そうしたなかを高浜駅まで着いて、ほっと一息。
山道は走れなかったけれど、一年のツーリングを締め括る蕎麦ツーリングで、今年も無事に一年を終えることが出来た喜びに満ちて帰りの車中の人となった。