2005年 04月 21日
ライブドアと子供達
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ライブドアとフジテレビとの和解を見ると、やはりライブドアの目的は金銭だったと思えてくる。
堀江社長という人の「インターネットとメディアの融合」というのも、結局そのスローガンだけで、それ以上の具体的なアイデアは何も無かったのではないだろうか。
ライブドアという会社がこれまで大きくなってきた過程はM&Aによるところが大きいそうだ。
考えてみれば、M&Aで大きくなってきたということは、要は他の人のアイデアなり、その成果物をパクッてきたということだから、当の本人はビジネスに関するアイデアが無くても不思議は無いのかもしれない。
今回の発表のあった日に、どの新聞だったかは忘れたけれど、「ゲーム感覚で収入を成功の尺度とする時代を予感させる。」と書いていた記者が居た。
寒々しい社会だ。
自分の子供達のためにも、そうした社会には日本の社会をしたくはない。
資本主義と社会主義の競争では資本主義が勝ったけれど、資本主義か社会主義かというのは経済システムの問題だ。
社会にはこの他にも倫理とか、信仰とか、経済以外の要素がある。
倫理観や信仰心(キリスト教的な宗教や、自然崇拝に近い日本の神道なども含めて)などをなくして、ただ資本主義だけを追求する社会というのは異常な気がする。
「収入を成功の尺度とする」社会というのはそういう社会だろうから。
by mtbiker
| 2005-04-21 21:40
| 経済・財政
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from 社長の本音日記
at 2005-04-22 23:38
タイトル : インターネットとメディアの融合とは ライブドア vs フ..
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