景信山東尾根
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景信山山頂からは今日も関東平野が一望のもとに見渡せる。多少水蒸気が多い気はするが、それでもなかなかの眺めに満足。
景信小屋にてなめこ汁を注文して食べる。
景信山山頂から急な坂道を東方向に降りて、小仏バス停へと続く登山道の分岐を過ぎて程なくしてザリクボ方面へと登山道は左にカーブする。ここを曲がらずに直進すると東尾根だ。
入り口には「この先は登山道ではありません」と書かれた標識とともに、ロープとテープとが張り渡されている。
入ってみると登山道ではないことは確かで道標などはなく、はじめのうちは藪の中の道が続く。
この藪を抜けると快適な尾根道だ。地形図を見て期待したとおりの道になる。
ところどころ不明瞭となる箇所はあるものの、尾根伝いにうっすらとした踏み跡がある。、所々林業の作業のためだろうか樹木の幹に白いペンキが塗られているが、これは必ずしもハイカーのためのものでないことは明らかなので、あまりペンキ印にとらわれないほうが良い。地図とコンパスとを見ながら、尾根に沿って方角を間違えなければまず迷うことはないだろう。
581mのピークを過ぎて478mのピークまではこうした気持ちの良い尾根道が続く。478mのピーク手前では痩せた尾根になるが、それでも危険な箇所はない。
途中、鹿の糞だろうか、たくさん集まっているところが二箇所ほどあった。
地形図を見ながら計画したように尾根のなだらかな斜面の方向を選んで、走ったり歩いたり。478mのピークを過ぎると急斜面が続くようになる。地形図で想定したルートに踏み跡のようなものもあるので迷うことはないが、単なる山の急斜面を降りる。最後の急斜面は僕の実力では自転車(MTB)を降りて歩いたが、若いAさんやOさんだったら、ひょっとしたら乗るかもしれないなどと考えながら歩いた。
やがて中央高速道路が右に見えてくるようになり、小下沢梅林の資材置き場の裏に出た。小下沢梅林の梅も既にかなり色付いている。再来週の週末が高尾梅郷梅まつりだが、時期はピッタリではないだろうか。
小下沢梅林の梅を楽しんで、帰り道には駒木野宿にある関所跡の碑にある梅も楽しんで、南浅川サイクリングロードをゆっくりとペダルを漕いでいると、偶然にもMTB仲間のOさんがサイクリングロードを自転車(MTB)で走ってくるのに出会った。久しぶりに会うOさんと立ち話をして、再びのんびりと走って帰宅した。充実したプチ・ツーリングとなった。
景信山東尾根入り口 11時50分
資材置き場 12時35分